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全成分表
【ア行】
アカシアコンシナ(シカカイ)は、インド原産の植物で洗髪に用いる原料として使用されています。アカシアコンシナから抽出されるエキスは、サポニン(天然石鹸成分)を豊富に含む事から天然の洗浄成分として用います。
効果:トリートメント作用、髪の成長を助ける(育毛)
和名ではアオモジ(青文字)と呼ばれています。中国~東南アジアが原産とされており、中国伝統医学ではリツェアクベバの根茎を痛み止め、消化不良などにの生薬として利用していました。
効果:リツェアクベバは皮脂バランス調整作用と、抗菌・抗炎症作用があるため脂性肌の方やニキビが出来やすい方のスキンケアに用いられます。頭皮や髪の毛の脂っぽさが気になる方にも適しています。
アスコルビン酸はビタミンCのことで白色の板状または針状の結晶性の粉末です。水に溶けやすく、強い酸味があります。
アスパラギン酸とは、アミノ酸のひとつで、2-アミノブタン二酸のこと。
アスパラギン酸には肌の新陳代謝を促進し、保湿をする効果があります。またアスパラギン酸は角質の水分を保持し、肌の潤いを保ちます。
アラニンは非必須アミノ酸の一種で、肌の角質の水分を保持する天然保湿因子NMFに含まれる成分です。
アラニンには肌を弱酸性に保つ働きもあります。
アルギニンは非必須アミノ酸の一種で、タンパク質を構成する重要な成分です。
アルギニンは角質層のNMFという天然保湿因子を形成する成分の一つで、保湿作用があります。
アロエベラの葉肉内側部分の透明ゲル組織から採れるエキス。本質は多糖類。
安息香酸Naは防腐剤として食品や化粧品に添加されている成分で、元々はエゴノキ科の植物ベンゾインの樹脂に含まれていた成分ですが、現在は化学合成されています。安息香酸Naの防腐作用は殺菌作用ではなく、微生物や雑菌、カビなどが増殖しないよう抑える抗菌作用です。
アンマロク(アムラ)は天然のビタミンCを豊富に含み、ポリフェノール、ペクチン(食物繊維)、鉄分などミネラルを多く含みます。髪の毛を黒く美しく豊かにし、髪にハリやコシ、白髪や抜け毛予防にも効果があります。オーガニック、ハーブシャンプーなどの成分に使われています。
イソステアリン酸ソルビタンは、ブドウ糖から得られるd-ソルビトールと、イソステアリン酸から合成された非イオン系海面活性剤の一つです。
イソロイシンは、天然保湿因子(NMF)の約40%を構成するアミノ酸の一種で、白色の結晶または結晶性の粉末(必須アミノ酸)です。
ウコンの根のエキス。主要成分のクルクミンには、活性酸素を取り除く抗酸化作用があります。
一価アルコールという分類の溶剤。 単にアルコールと言われる。
各種物質を溶解する性質があるので溶剤として使用され、殺菌、収れん、乾燥促進などの目的でも使用されます。
キレート剤(金属封鎖剤)の一種で、ヒドロキシエタンジホスホン酸とも呼ばれます。
キレート剤とは製品の変色防止や変質防止に用いられている成分で、水の中に存在するカルシウムイオンや鉄イオンといった様々なミネラル分を封鎖することで、金属イオンによる障害をなくすために使用しています。
2-エチルヘキサン酸と植物由来のセタノール(セチルアルコール)を脱水してできるエステルで、以前はオクタン酸セチルと呼ばれていたものです。エチルヘキサン酸は脂肪酸で、セタノールはヤシ油や牛脂などから採れる自然由来の成分です。エモリエント成分の一つで、油の役割を果たす化学合成油脂です。
エチルヘキシルグリセリンとは、湿潤性がある、多価アルコールのうちの一つです。
腋臭原因菌を抑制するデオドラント効果のほか、エモリエント効果、可溶化補助、感触向上、香料の芳香性や持続性向上作用などのプラス機能を発揮する多機能性成分です。
塩基性染料はプラスの電符を持っているため、傷んでマイナスの電符を持っているケラチンタンパクにイオン結合して染色されます。
植物デンプンやヤシ油などの天然油脂から作られる高級アルコールの一種です。
天然油脂成分なので刺激が少なく、伸びが良いので薄い皮膜となって肌を保護します。
油性成分であるオレイルアルコールに水性成分であるポリオキシエチレン(PEG)を反応させて得られる非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)です。
ノニオン活性剤の一種で、クリームやトリートメントの乳化剤に使用します。
【カ行】
高級脂肪酸の一種であるカプリル酸とカプリン酸の混合脂肪酸とグリセリンが結合したエステルオイルです。
タンニン、フラボノイド、精油を含み、肌を清潔に保ちフケやかゆみを防ぐ効果があります。
アロエ科アロエ属の植物であるキダチアロエから抽出できるエキス。
葉には苦みがありますが葉の中身はほぼ無味無臭で無色透明に近い。
効果:保湿、美白、抗菌、殺菌、消炎作用があるのでニキビや吹き出物を防ぐ効果があります。
グアーはマメ科の植物で、インドやパキスタンが原産の食用豆の一種です。
半合成の水溶性カチオンポリマー。 クロリド、とつくがカチオン界面活性剤(柔軟剤)とは違う。 毛髪に対し、柔軟性、コンディショニング効果がありあす。
クチナシ色素とは、クチナシの果実から抽出・生成される天然の色素で着色料として食品添加物に指定されています。
水に溶けやすい白色の結晶、または結晶性粉末。生体内でアミノ酸のセリンなどからつくられる中性アミノ酸です。
グリセリンは無色のやや粘性のある液体で、水分を吸収する性質があります。またグリセリンはグリセロールとも呼ばれています。植物油から採取する透明の液体で、水分を引き寄せる性質があり化粧品の原料や食品の甘味料として利用しています。
アミノ酸の一種で、うま味成分としても知られる素材です。L-グルタミン酸と呼ばれることもあり、うま味調味料としてはナトリウム塩として利用されています。
【サ行】
シアバターはアカテツ科のシアーバターノキの種子の胚から得られる半固体状の純粋な植物性脂肪です。角質層に浸透して柔軟性を高めるステアリン酸と、肌の表面で弾力性のある膜をつくって肌を保護するオレイン酸を主な組成とします。
うるおい成分である高分子ヒアルロン酸の生成を促進させる働きや新陳代謝を促進させるケイ素を多く含んでおり、肌のハリ、保湿、収れん効果などエイジング成分や抗シワ成分としての効果があります。
オリーブオイル抽出スクワランはエモリエント効果が高く、皮膚との肌馴染みが良く、肌をしっとりさせます。
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドともいい、ステアリン酸とジメチルアミノプロピルアミンによって作られるカチオン(陽イオン)界面活性剤。
インド原産のセイタカミロバラン(バヘラ)の果実から抽出されたエキス。
収斂作用に優れているので、開いた毛穴の引き締め効果があります。
高級脂肪酸の界面活性剤。
ステアリルアルコール(牛脂、大豆油などが原料)とセタノール(ヤシ油、パーム油、牛脂、鯨脂などが原料)を混合させた、高級アルコールです。
セタノールに酸化エチレンを付加重合して得られる非イオン性界面活性剤。乳化剤として、クリーム等各種化粧品に配合されています。
人間の肌に存在するセラミドは、大きく7種類に分類することができます。働きもそれぞれ異なり、セラミド1からセラミド7まで名前があります。
セラミド1は、紫外線などの外部刺激から肌を守り、バリア機能をサポートします。
セラミド2は、皮膚の保湿機能をサポートする働きを持ち、毛髪にも存在します。
セラミド3は、保湿して肌の水分を保持し、小じわができるのを抑制し改善します。
セラミド6は、正常なターンオーバーを維持し、水分を保持し、小じわを抑制、減少させる働きがあります。
セリンとは、シルクのプロテインから発見された非必須アミノ酸の一種です。セリンは体内でシステインに変換されます。システインは非必須アミノ酸の一種で、毛髪に多く存在し、頭皮の生まれ変わりを促進します。
【タ行】
マメ科植物ダイズの種子より得られる淡黄色の油脂です。
灰や陸水中に存在(死海、ロプノール砂漠など)
脱毛の原因を抑制し、髪の成長期を長引かせ育毛の効果が期待できます。
別名「ゴツコラ」。『21世紀の驚異的薬草』と言われ、身体の様々な症状を好転してくれます。皮膚細胞の再生力や細胞組織の結合力を促進する作用があると言われています。
アマゾン熱帯雨林地帯を原産とする熱帯樹です。
水分を取り囲む性質があり、肌や髪の保湿やエリモント効果に優れ、しなやかさが長持ちします。
デキストリンは、デンプンまたはグリコーゲンの加水分解で得られる低分子量の炭水化物の総称である。コーンスターチや馬鈴薯デンプンを原料とし、デンプンを化学的あるいは酵素的な方法により低分子化したものです。
トコフェロールは、ビタミンEのことでやや粘性のある黄色~黄褐色の液体です。
植物由来の油性基剤です。揮発性があり、さっぱりとした感触を与えます。
最後に発見された必須アミノ酸で、天然保湿因子(NMF)の約40%を構成するアミノ酸の4~9%を含む白色の結晶または結晶性の粉末です。
【ナ行】
リラックス効果が高く、神経バランス作用や抗炎症作用、女性ホルモン調整作用など、育毛によい効果が期待できます。
天然保湿因子に含まれる、保湿成分。グリセリンと似て、高い吸湿性があります。
傷ついた肌を修復してくれる効果や収れん作用、またシワやたるみにも効果があります。また『若返りの精油』と言われています。
【ハ行】
栄養上欠くことのできない必須アミノ酸で、天然保湿因子(NMF)の約40%を構成するアミノ酸に3~5%含まれている、白色の結晶または結晶性の粉末です。
パントテン酸のアルコール型誘導体でアルコールに溶ける無色で粘性のある液体です。
パントテン酸と同じく、毛髪の成長に促進的に働く効果があるので、育毛用化粧品に配合されています。肌に対する効果もあるので、加齢による肌の衰えを防ぐ製品にも適しています。
ヒスチジンHClは脱脂大豆加水分解物からリジンを分離する際の副産物として得られる白色の結晶または結晶性の粉末(必須アミノ酸)です。
ビターオレンジの花の精油。主産地は南フランス、南イタリア、スペイン、アルジェリア。
樹齢20年以上のビターオレンジの花から採れる精油です。
お肌には、肌質を問わず、刺激が非常に低く、お肌に透明感、はり、つや、みずみずしさを届けると言われています。また、心を鎮め、穏やかにする働きがあります。
食物繊維から得られる多糖や酢酸セルロースを加水分解して得られるセルロースに酸化エチレンを付加させることで水溶性とした高分子化合物のセルロース誘導体で、粘調な液が得られる無色透明でノニオン性(非イオン性)の増粘剤です。
キャスターオイルとも呼ばれており、トウダイグサ科に分類されているトウゴマの種をコールドプレスし、得られる植物性油のことをいいます。
ビャクダンの木より得られるエッセンシャルオイルでサンダルウッドオイルとも言います。
ビャクダンはリラックス効果があり、神経の緊張と不安を和らげる。
また、泌尿器や呼吸器における殺菌力に優れ、胃もたれ、傷の回復の促進や鎮静効果も高く評価されています。
フェニルアラニンは、ヒトの肝臓でチロシンに変換され、ノルアドレナリンやドーパミンなどの興奮性の神経伝達物質をつくり出す必須アミノ酸で、天然保湿因子(NMF)の約40%を構成するアミノ酸の一種でもある、白色の結晶または結晶性の粉末です。
プロリンとは、たんぱく質などを構成する非必須アミノ酸の一種で、コラーゲンの主要な構成成分のひとつです。表皮細胞増殖促進活性、コラーゲン合成促進活性、角質層保湿作用などがあり、一度破壊されたコラーゲンを修復する力があります。
アミノ酸の一種で、正式名称トリメチルグリシンと呼ばれ、てん菜から抽出される天然成分です。
ベチバーオイルは、ベチバーまたはベチベルと呼ばれるイネ科の植物の主根と支根を乾燥させて細かく刻んだものから採取されます。
抗炎症作用があり、皮脂性の肌バランスを整え肌のトラブルを予防します、穏やかな香りでストレスの緩和。
第四級カチオン界面活性剤。一時的に髪の仕上がりを向上する成分です。
グリセリンなどと同様の無色透明の多価アルコールでさっぱりした感触の保湿剤です。
ホホバはアメリカの砂漠地帯に生える低木です。シムモンドシア科植物「ホホバ」の実から抽出した液状のオイルで、主な成分は液状のワックスエステルです。多くの植物オイルは、脂肪酸のトリグリセライドから構成されていますが、ホホバオイルは珍しくワックスエステルが主成分で安定性の高いオイルです。
アクリル酸およびその誘導体を主体とする重合体。
イソブチレンの重合体を水素添加して得られる炭化水素の混合物(油性成分)です。
高級脂肪酸のラウリン酸(油性成分)にソルビタン(水性成分)、ポリエチレングリコール(水性成分)をつなぎ合わせた親水性の高い非イオン界面活性剤です。
【マ行】
精製水(せいせいすい)は、蒸留や濾過、イオン交換などの手法で精製された水です。無色透明・無味無臭で紫外線などで滅菌または殺菌しています。
ミロバラン果実エキスは、シンソク科インド原産の植物ミロバランの果実のエキスです。保湿や収斂作用の効果があり、インドでは衣を染める染料として使われている木の実です。
メリアアザジラクタ葉エキスは常緑樹であるニームの葉から抽出されたエキス。
アミノ酸系や天然の洗浄成分を多く含み、高い保湿力、美白、メラニン抑制、抗炎症予防、肌荒れ抑制作用などの効果があり、さらに防腐、抗菌効果があります。
【ラ行】
シソ科の植物であるラベンダーの花茎から得られるオイル。さわやかで甘みのある香りが特徴的。
効果:抗炎症、抗菌、日焼け防止、殺菌、香料
シソ科植物「マンネロウ」の葉、花から抽出した芳香性のあるエキス。フレッシュな香りが特徴的。
ローズマリーには記憶力アップ効果などからも、若返り可能なアロマオイルとして人気があり、また精神疲労や偏頭痛や無気力な状態に対して心を元気に強くする働きがあります。
効果:頭痛や偏頭痛、肩こり、腰痛などの鎮痛作用、風邪や気管支炎などの呼吸器系に有効です。
【ワ行】
インド原産、別名「モリンガ」。人間が必要な栄養素を全て含むことから『奇跡の木』と呼ばれています。頭皮の乾燥を防いでうるおいを保ち、毛根の活性を促して、抜け毛、育毛、白髪の予防になります。
【英字】
アデノシン一リン酸はRNA中に見られる有機化合物で、AMP(アデノシン・モノ・ホスフェート)と略されます。
AMPの肌での大きな働きは、肌の奥の母細胞のエネルギー代謝を高め、肌細胞の生まれ変わりを促すこと。
種子や球根・木の芽、そして母乳にも含まれる、エネルギー代謝のカギを握る物質です。
代謝に関わる物質であることから、多くの美容製品やダイエット製品の成分としても取り扱われています。
アセトアルデヒドから配合される多価アルコール類で、やや粘性のある透明な液体です。
グリセリンと同様に水分を吸収する働きがあり、乾燥から肌を守る化粧品に広く配合されています。
2001年の規制緩和で使用できるようになった新規染料です。酸性染料や塩基性染料よりも小さく、酸化染料よりも大きな染料です。塩基染料と違って毛髪内部に浸透される成分です
アミノ酸代謝物のひとつ、ピロリドンカルボン酸のこと。NMF(天然保湿因子)の約12%を占める重要な成分。
NMFに含まれる天然系保湿成分。吸湿性が高く、皮膚や毛髪に湿潤性を示し、柔軟効果や弾力性を与えます。